温度差によって、空気中の水分が水滴となって、目にみえる形になります。
・冷蔵庫から缶ビールを出して飲む時に、缶のまわりにつく水滴です。
・朝起きると窓ガラスの表面につく水滴。
・冬に暖房や鍋ものをした時に窓などに水滴がつく。
このような、表面に発生するものを、表面結露と呼ばれています。
・押入れの床や壁のクロスから、カビが生え、畳をめくると畳の裏面と床板がベタベタしている等、建物内部から発生してくるものを、内部結露とよばれています。
現代建築、マンションなど、昨今の建物は、機密性がよい、
しかも夏は冷房、冬は暖房と、人には、気温・湿度と関係なく快適な暮らしをできています。
快適になれば、なるほど、その反面、こうした結露などの問題も増えていきます。
では、どうしたら?
・まずは、換気! 部屋全体に風が通る事が、絶対条件です。
台所、お風呂場、トイレなど(水まわり)は、使う時にはもちろん、
使っていないときにも、換気扇をつけていたほうが、いいと思います。
(押入れ・クロゼット・日陰の部屋は、特に注意して下さい。)
・除湿機があれば、かけて下さい。なければエアコンのドライなど、とにかく除湿してください。
天気のいい日には、換気して下さい。(カビの発生を少なくする事に繋がります。)
・加湿器、暖房等、使う時にも、まめな換気をして下さい。
夜寝る前など、部屋を暖かくして寝ると思いますが、外気温とお部屋の気温差が、1番の結露の原因になります。(換気扇をまわしてもらいますと、大分違ってくると思います。)
結露・カビ・ダニ(虫)は密接に繋がっています。
共通点も同じです。とにかく温度・湿気がポイントです。
1に換気・2に換気、3.4は・・・ 5に換気! (3.4は電化製品?) |
・人間が季節や気温に関係なく快適に暮らせるようになった現代社会(住まい)は、
「夏は冷房・冬は暖房」住み心地がいい反面、
こうした結露・カビ・ダニのような、困った問題もでてきます。
快適に暮らすためには、なにかと、お金のかかる世の中になりました。(××)